最近時代小説ばかり

そろそろ現代が舞台のミステリーとか読みたい。
でもここんとこ「これは!」というミステリーに出会わないのでどうしようかな。
ああ、それにしても積読が増えてきたー。


最近の読書は髪結い伊佐次シリーズを後ろから1作目まで読み返してました。
「幻の声」とか前の方に比べると「君をのせる船」とか「雨を見たか」の伊佐次さんは落ち着いてきた感がやはりありますな。
作中の人物の成長が見れるのは楽しみではあるけどもなんとなく切なくもある。


珍妃の井戸 (講談社文庫)

珍妃の井戸 (講談社文庫)

蒼穹の昴」の続編。
題名の読み方にまず困った。
そして絶世の美女であろうと名前に「珍」とつくとなんか間抜けな感じを受けてしまうんだ・・。
まあどうでもいいですけどねそんなことは。
面白かったし、物語の終わりが近づくにつれて物悲しく切なくなった。
蒼穹の昴」ドラマ化するみたいですなー。見ないけどねー多分。

京伝怪異帖 (文春文庫)

京伝怪異帖 (文春文庫)

怪異という言葉に惹かれて思わず購入。
江戸時代には怪異が似合う。
人物設定もストーリー展開も味付けが濃くて面白い。
けどなんか物足りない感じがしてしまうのは何故だろうなあ。
夢中になって読む!という感じではなかった。