ガネーシャと忍者

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

ドラマ化するんだってね。
親戚のおばさまオススメだったので借りてみた。
童話的な本かと思ってたら自己啓発本でちょっとがっかり。
ていうか、え、おばさん、もしかして私に「自分を見つめなおせ」「そろそろ変わりなさい」ということが言いたかったの・・?
軽くさくさく読めてよかったのだけども、こーゆー本読むと変わらないといけないみたいでちょっと嫌。
なんか説教された気分だわ・・。
説教されたと思ってしまう時点で、現在の自分に対して納得できないものを持ってるんだろうな・・。


忍びの国

忍びの国

のぼうの城」の和田竜最新刊。「のぼうの城」が面白かったので本屋で即買い、一気に読みました。
相変わらず良く調べて書いたんだなあ、と。
忍者ってもっとこう、主のために忍んで働くイメージがあったので割りと衝撃の1冊でした。
そうかー・・。
忍者に対するイメージが随分変わった。
武士と忍者では価値観が全く違うのね。だから忍者って蔑まれるのね。納得。
そして信雄の必死さが可愛らしくて心打たれた。信長様が親父って大変だよねえ。


そういえば、外国の学者の人が雑踏でどの国の人にぶつかりやすいか、という実験をしていて、
「日本人に肩をぶつけるのは至難の技だ。奴らはぶつかろうとすると寸前ですいすい避ける。さすが忍者の血をひいてるだけある!」
と言ってたという話を聞いたことがあります。
いやあ・・それは忍者の血は関係ないと思うよ・・。