リンメイ先生

死亡推定時刻 (光文社文庫)

死亡推定時刻 (光文社文庫)

「この本を読まずに人生を終わってはいけない!」と帯がかかってたので、
そこまで言うのならハズレないだろう。いいだろう、読んでやらあ!
と半ばけんか腰で購入。


冤罪事件の話。
いや、さすがに大仰な帯を掛けるだけあって、緊迫感があり面白い!
日本の警察って、日本の裁判って怖い!
組織って怖い!
でも確かに作者の言うとおり、指紋があって自白があったら「こいつが犯人じゃん」と思うよな。
冤罪って怖い。
小林、可哀想・・でもいい奴。あと小林のお母さんがすごく可哀想で・・。ちょっとひどいよ!いつになったら強引な取調べした人とか、警察本部長とかがしっぺ返し喰うんだよ!と思いつつ読んだ。
まあ現実こんなもんなんだろうな、いやもっと厳しいのかな・・切ない。


それはそうと今発見したけども、この小説ドラマ化してたんですね。
吉岡秀隆さん主演で!!
リンメイ先生な吉岡さん、見たかったなー。
・・DVD化とかしないのかなー。


久しぶりに夢中になれる小説読んだわ。帯に偽りなしだったな。ごめん。