城攻防戦

積読攻略計画第一弾。のぼうの城読破。

「避けたな、ならばおのれはこれまでじゃ」

のぼうの城

これは・・・燃える！！
なんで今まで積読ってたんだろう。すごい燃える。

豊臣秀吉の小田原攻めの際の、小田原支城・忍城攻防戦のお話。
やはり数で圧倒的に劣る軍勢が、軍略と武でもって多数の敵を打ち破る、というのは燃えますな。
そして何と言っても登場人物がみんな魅力的でカッコいい！
武者の生き様、とくと見よ！
みたいなね。板東武者。
武に優れている証「皆朱の槍」と持ちながらも人間として当たり前の弱さを持つ正木丹波守がかっこよすぎです。
のぼう様も酒巻靭負も和泉守も甲斐姫もカッコいい。
それにしてもこのお話は、みっちり調べた上によく練って書かれたんだろうなあと思いました。
作者に最敬礼。

どうでもいいけど自分が歴史モノを読むようになるとは思わなかったな・・。