嘘つきライラの大冒険


エリザベスゴールデンエイジが見たかったのに夜しかやってなかった・・。
仕方ないのでライラの冒険を見てきましたよー。
とりあえず熊の背中も乗り心地悪そうだ。ライオン*1よりは大きいからまだましか?



まったくライラの冒険は見る気がなかったので、事前になんにも話を仕入れていかなかったせいか世界観がよくわからんかったですね。ゴブラーって何?
一番気になるのは真実を教えてくれるという黄金の羅針盤をどうやって作ったのかってことですなあ。
人が知りえない真実を教えてくれるものを、どうやって人が作ったんだ。
魔法か。魔法なのか。
そういやこないだ、ディズニーモバイルのニュースでディズニー広報の人が
「ディズニーモバイルは携帯の機能に加えて魔法が付いてくる」
と素で言ってて、あらためてディズニーのすごさに感じ入った。魔法がついてきちゃうならディズニーモバイル本気で欲しいよ。
まあそんなことはどうでもいいんですが。
ファンタジーって夢に溢れてるというか都合がいいというか。



ダイモンもよくわからない。
なんだか魂が体の中にあるのではなく、外側にあってそれが動物の形をしててダイモンって呼ばれてる・・という説明でしたが。
そんな、魂を丸っと外に出してたら危ないじゃん!!と思うのは私だけですか。
自分の魂なのに言葉をしゃべって自分に意見してくるし。良心みたいなもんなんだろうか。
動物の形をしてる、という設定のようですが、豹とかライオンならかっこよくていいけど、
まかり間違って水牛とかラクダとか象なんかの形になられた日には邪魔臭くてたまらんな。そして自分の魂がラクダだったらちょっと切ないな。
セミフォーリン スフィンクス*2とかコモリガエルとかだったら気持ち悪くて嫌だ。そんな魂そばに居て欲しくない。


そして世界征服を目論む悪の秘密結社(実際は権力者達ようですがどうにも悪の秘密結社のようにしか見えない・・。)が大門と本体を切り離す実験をしてるようです。
どう考えても魂切り離したら死ぬよねえ。
でも魔女は大門と離れてても平気なようです。じゃあみんな魔女になればいいじゃん、もう。
魔女といえば、あの唐突に出てきた魔女も解せないなあ・・。


原作はどうだか知らないけど全体的に都合のいい展開が続く映画でした。
やはり子供向けに作られてるんだろうなあ。
とりあえず、ニコール・キッドマンは綺麗でした。狡猾そうな腹黒い女性もまた合うなあ。さすがなんでもこなしますね。
あとライラ役の子も聡明そうで可愛かった。


まあライラ、特に何もしてなけどね。
嘘ついたり、羅針盤眺めたり、嘘ついたりしてただけでした。
ほんと、平然と嘘つくよ、ライラ。主人公なのに。
幼いながらも目的のためには手段を選ばない心意気と平然と嘘をつける根性の汚さは、私的にはかなり好きですが。


でも多分第2部は見ないな・・。
三部作だなんて聞いてなかった・・。
衝撃の終わり方でした。すっきりしないなあ、もう。

*1:ナルニア国物語で姉妹が乗ってた

*2:毛のない猫。あれがかわいいという愛好家はいるんだろうけど、どうにも私は受け付けない・・。