恐怖をお裾分け


ここ1週間くらいで偉いことカウンターが回ってて・・え、何私何か悪いことした?!
と思ったらボ リビアの虫が検索に引っかかっているのだ。
良かった・・、なんかやらかしたかと思ったさ。
あの虫、さなぎも毛が生えてて可愛いよ。


虫は嫌い何だけども、あれは幼虫もさなぎも成虫もちょっとラブリー。
ボリビアのさなぎを見てたらこんなものも出てきた。
Green Banana Cockroach
Pale Bordered Field Cockroach
外国のCockroachさんはカラフルだとは聞いていたけども、たとえカラフルでも愛せない。
足に剛毛生えてるし。
人が何故Gさんを恐れるかと言えば、人間は本能的に素早く動くものを恐れるらしいですよ。なので本能的なレベルでGさんとは相容れないわけですな。
ごめんね!本能だから!仕方ないよね!
ゴキブリがゆっくり動いたらそれはカブトムシ。
とか言うとカブトムシ愛好家に怒られるかしら。
しかし虫嫌いにとってはゴキブリもカブトムシも大差ないんだよ!



そうそう、気味の悪いものに興味津々な我が友人のために取っておきを一つ。
前にテレビでやってた、カタツムリに寄生するレウコクロリディウム(Leucochloridium)。
これはすごいよ!グロイよ!


この寄生虫は鳥の糞を介してカタツムリに寄生。
タツムリの中で卵から幼虫へと育ちます。
ところが、成虫になってまた卵を産み繁殖していくためにはまた鳥に寄生しなければいけない。
そこでレウコクロリディウムさん、
タツムリから鳥に移るためにすごい方法をとりましたよ!


タツムリは普段は鳥に捕食されないように草陰で過ごしているけれど、
レウコクロリディウムに寄生されたカタツムリは自ら鳥に発見されやすい場所に出てくるのです!
レウ(略)に操られてるんですね。
乗っ取られた哀れなカタツムリは自らの意思とは関係なく捕食の方向へまっしぐら。怖いわあ。
更にレウさんは確実に捕食されるためにカタツムリの触覚に移動し、
鳥に美味しそうな虫に見えるように触覚の中をもぞもぞと動き回るんですよ!
カラフルな気色悪い物体がすごい勢いでびかびかぐいんぐいんと!
そのグロさときたらもう・・・。


鳥→カタツムリ→鳥、と見事な移動をするレウコクロリディウム。
そんなレウ(略)の戦慄動画を見つけたので、肝っ玉の据わった方はどうぞ。
相当気持ち悪いよこれは。


至上最悪の寄生虫ですな。



これをテレビで見たときは恐怖に慄きましたよ。
こんなのに寄生されたらどうしよう!!
ていうかテレビで流すな!公共の電波に乗せるなよ!!
しかしよくまあこんな進化の仕方をしたなあを感心してしまいますな。考えたなあ。
いや考えてやってるのかは知らんが。