捕物余話

おとつい古本屋に行ったら、宇江佐真理のシリーズ物、しかも運良く1作目はっけーん。
手に取って見たら

「髪結い伊三次捕物余話」

・・捕物帳はさすがにちょっと踏み込む勇気がないなあ。だってなんか捕物帳って「時代物!!!」って感じがするじゃないですか。なんとなくとつきにくいというか。
でもまあ古本で安いし!ということで購入。


通勤電車内で読んでたんですが・・読みやすい!そして面白い!
これは続きが読みたい!と思って、会社帰りに本屋に直行してシリーズの2〜5作目まで大人買いしてきましたよ。
そんなわけで昨日も今日も一日読書。2作目から5作目まで一気読み。
今日なんてほんと一歩たりとも外へ出なかったよ。
一日部屋にこもって読書。生ハムを貪り食いながら読書。
あああ〜、ものすごい贅沢な休日の過ごし方だわ〜。
満足。



「捕物帳」ではなく「捕物余話」なとこがミソ。
捕物余話なので捕物メインではないのですよ、これが!わりと人情話。なので私は読みやすかったし、面白かったし、時々泣けた。
伊三次が真面目で可愛いのですよ。ちょっと頑固で意地張ったりしてさー。
文吉姐さんことお文の張りと意地もかっこよくてねえ・・。文吉姐さん、いっちきれえ!!
いい女って感じですなあ。かっこいいよ!
個人的にはやはりお文が辰巳芸者の文吉姐さんだった1〜3巻あたりが一番面白かったですね。1〜3巻は伊三次とお文のすれ違いやら、伊三次と不破のごたごたやらいろいろ大波乱だしー。
今後もかなり気になりますが。
伊三次はいつになったら床を構えられるのか?!
多分まだまだ先なんだろうなあ。頑張れ伊三次!


嬉しいことに作者は作家生活を続ける限りこのシリーズは書きたいとおっしゃってる。わーい!読み続けるぞお。
さて、6巻まで文庫でてるらしいから明日買いに行くかー。