語り継がれる伝説の運転


ペーパードライバー講習に行ってきました。まだ運転練習やってます。全然駄目です。


今日は前のときと教官が変わってたんですけども、「あんた免許持ってるくせに、何その運転」みたいな馬鹿にする空気が流れてちょっとムッとする。
そんな運転じゃ事故起こすよ、わかってんの?と言われたので、「じゃあ、事故ってやる、今ここで!」と思ったり。<理不尽な逆切れにも程がある。
今の私の運転技術のまま一人で公道を突っ走っていったら確実に事故を起こすとわかってるから、教えてもらいに来てるんじゃないか!
まあとりあえず、免許とってから運転してこなかった自分は棚に上げる方向で。


右左折するたびにふらついてたら、ついに教官に「お話になりません!」と怒られた。
馬鹿じゃないの!?
話になるくらい運転うまかったら、そもそもこんなとこに高い金払って運転習いに来ねえよ!
話にならんからペーパードライバー講習に来てるんだよ!!!
免許は持ってるけど、取ったきり4年も運転してないから技術も知識も0に戻ってて、今免許を取ろうと教習中の人よりもずっと性質が悪いと自分でわかってるから、講習に来てるんですよ。
第一「お話にならん」と言うが、でも「お話になる」ってことは物語として語り継がれるってことだよな。そんな運転できたら、プロのレーサーじゃねえの!?


屁理屈を頭の中で撒き散らして、なんとか怒りを抑えようとしたけども、その後もゴリゴリちくちくイヤミったらしく怒られたのでついにキレました。
キレていきなり泣き出したよ。
運転中に。
公道で。


以前、車谷浩司が教習中に怒られてキレて、「それが人にものを教える態度か!」と一席説教をかましたという話を聞いたけことあるけども、
私はキレて運転中に泣き出しましたよ!
でもちゃんと事故らないように車を止めた私はえらい。
そしてさすがにみっともないし、教官にも悪いと思ったので、暑くて気分が悪くなったということにした私はえらい。
と自分で自分をフォローしておく。


ていうか一種のパニック状態だったと思うけども。
道路の幅がだんだんぎゅーんて狭くなってって30cmくらいになったもの。こんなとこ運転できるわけない!と思ったもの。
急に涙ダーって出て息できなかったものー。
と自分に言い訳をする。
何かあるとすぐ泣き出す自分が嫌いです!
教習に行って怒られたくらいで泣くなよ!三十路も近いくせに!


泣き出して、薬(何故か持ってた精神安定剤)飲んだけど、教習所までちゃんと運転した。
泣きながら。
ちょお危険。
「ちくしょう、事故ってやる!」とは思ったけど下手したら本当に事故るとこだった・・。


でも怒られて教習中に泣き出し、泣きながら運転した女として教習所で伝説になるのは嫌だからという理由であっても、
帰り際「ご迷惑をお掛けしました、ちょっと暑くて気分が悪くなったもので」と教官に謝って帰って来た私は人がいいと思うよ!
教官に文句を言わなかった私はえらいと思うよ!


しかし教習所に苦情を入れたい今日この頃。