大塚家の戦い2009


昨日の夜は暑かった・・。
クーラーいれるには早いし、でも布団かけると暑いし。そして日曜の夜ほど寝るのが嫌な夜はないね。
寝たら朝が来ちゃうもの。朝が来たら仕事に行かなきゃいけないもの・・!
最悪だよ。
そんなこんなで寝ようかどうしようかぐだぐだしてたらなんか階段で


バタバタン!・・・ガタン・・


と不審な音が。
なんかこう、誰かが何かを動かしたような音が!
両親は出かけてるから、ばあちゃんトイレか?
でもばあちゃん階段使わないし、第一ばあちゃんの足音ではない。
かといって弟が飲み会から帰ってくるには時間が早すぎる・・・。
ど、どろぼうか・・!?


恐る恐る階段の上から階下を覗いて見たけど、誰かが潜んでる様子はない・・。
怖いけどとりあえず電気付けよう。
電気つけた途端誰か出てきたらどおしよおおお!
なんてビビリつつ電気つけたけど、誰もいない。
ばあちゃんすらいない。
ばあちゃんはないこと確認。とするとやっぱり泥棒?!ヒイイイ・・・


落ち着け自分!落ち着いて目を凝らせば
階段の下に何か落ちている。


石鹸だ・・!!


階段の下に石鹸が。
何故。
どこの石鹸だ。
二階の洗面台の石鹸だ。
そうかあの不審な音は石鹸が落ちる音だったのか。
しかし石鹸は洗面台から落ちるようなところには置いてないし、ましてやそれが階段から落ちるわけがない。
ということは。


出たあぁぁぁぁぁぁ・・・・!!


幽霊ではなく。
幽霊なんてそんな生易しいものではなく。
山田だ!リアルミッキーだ!ネズミだ!ネズミが出たああ!
ネズミが石鹸咥えて行ったんだああ。知ってるかい、ネズミって石鹸好きなんだぜ。風呂場の石鹸とかよくかじるんだぜ。出来れば私はそんなこと実体験によって知りたくなかったけどね。


ホラー映画では不審な物音の正体がわかると、恐怖感減るもんだけど実生活では正体がわかった方が恐ろしい。
しかも私は一人でネズミと闘わなければならない。
何か武器になるもの・・ネズミより大きくてネズミを威嚇できるもの・・
パスカルがいるじゃないか!
駄目だ、パスカル草食だ!
ていうかパスカルは体長1mのオラウータンだけども布製だ。ネズミ相手では分が悪い。
それ以前にネズミはどこにいるんだ?音はすれども姿は見えず・・。


結局ネズミ本体にはお目にかかりませんでした。
下駄箱がゴソゴソ恐ろしい音がしてたのでひっそり閉めてみたんだけど、今日母に見てもらったら何もいなかったそうだ。
どこから出たんだ・・。
もしかしてネズミじゃなくて幽霊だったのかしら。
あ、ネズミの幽霊?