皇室への・・

養老先生の「解剖学教室へようこそ」に
「昭和天皇は、おつきの人が、「あれは雑草です」というと、「雑草というものはありません」と言われたそうである」
というエピソードが載ってて、さすが高貴な方はすばらしいことをおっしゃる！と感動だったので、ちょっと皇室に興味津々になりました。
皇室にくわしい我が姉に、なんか初歩的にわかる本はないですか、と聞いたところ

皇室へのソボクなギモン

これ、薦められた。
これか・・！！これは本屋に行くたび気になって立ち読みしてた本だ！そうか・・！！
というわけでついに購入しましたよ、まきさん！！＜私信

皇室の方はジャージをお召しになったりするでしょうか、なんて素朴すぎるけど確かに一度は聞いてみたい質問から、「皇室とは」「天皇陛下の多忙なスケジュール」という真面目な話まで盛りだくさん。
面白かった・・！
辛酸なめ子さんがゆるくて素敵過ぎる。旧皇族竹田先生の真摯な姿勢も素敵だ・・。

そしてですね。
天皇陛下は日夜日本国民一人一人の幸せを祈っている、という話に本当に目からウロコでした。そうでしたか・・！！
国民の幸せを祈る生活をなさっているそうですよ、みなさん！知りませんでしたよ。
日本国民一人一人の幸せ、ということはつまり私の幸せも天皇陛下は祈ってくださっているわけで。改めて畏敬の念を抱くと共に、なんかすごく幸せな気分になりましたぞ。恐れ多くもありがたい！
私が今、怠惰で安穏と暮らせるのも、昭和天皇がＧＨＱに身を挺して日本国民を飢えさせないでくれと頼んだからこそであって。
戦争は多大な不幸を生んだけども、日本が日本として未だ存続しているのも昭和天皇の国民を想う姿勢があったからなんだなあ、と想ったら普通に泣けてしましました。

皇室ってすごいなあ。
やはり国民から愛され敬われるのも当たり前だよねえ。おばあちゃんが皇室ファンなのもわかったよ・・。日本に生まれてよかったよ・・。

それはそうと今、「昭和天皇実録」が編纂されているとか。それは読んでみたい！と思ったらあと百〜百五十年後に発表されるんじゃないかとのこと。
ああ・・そうですか・・。読むことは不可能か・・・。
気力であと百年くらい生きれるかしら。