面白かったから
お腹が痛い・・。
内臓も骨も石になってしまったんじゃないかってくらい重く痛い。
気を紛らわせるために読書。
渦巻く陰謀!巧妙に巡る嘘!
いやあ、やっぱり小説って悪い奴が出てくると途端に面白くなりますね!先が気になってイライラしましたよ。
バルサの葛藤や心の底に巣食う黒い闇も丁寧に書かれてて夢中になりました。
養い親・ジグロの無実を知るべき人だけが知っていればいい、と言え、さらには「自分の痛みの仕返しをしたいだけ」と認めることの出来るバルサははてしなく大人だと思った。
精霊の守り人よりはるかに面白かったよ!
続きも読むよ!・・文庫になったら。
- 作者: 宇江佐真理
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/12
- メディア: 文庫
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登場人物がみな可愛らしいです。
しかし豊成・若夫妻が痛い目を見なかったのでちょっと不服。<根性悪
涙堂が人の中に建つもの、というのは素敵ですね。
でも話としては「卵のふわふわ」の方が好きだなあ。
さて、腹が痛いので早々に寝ますよ。