いなり寿司食べたい

初ものがたり (新潮文庫)

初ものがたり (新潮文庫)

読むと必ずお腹が減る一冊。いなり寿司が美味そうでな。
最近の宮部みゆきさんの小説は悲しい話が多いけども、この短編集は人情溢れてて読後感が良いです。
いや、悲しい話もあるけども、でもどうしても白い湯気が立つ、いなり寿司の屋台を思い浮かべるとほっこりしてしまうんだなあ。
白魚の蒲鉾、食べてみたい。
普段鰹食べないけど、この屋台でなら食べたい。
「初ものがたり」に限らず宮部江戸はどれもご飯がおいしそうで・・ほんと腹が減る。


それにしても「初ものがたり」は1994年に始まって、文庫化されたのが平成11年。
続きは次巻で!で止まってるけども、いつになったら再開されるのでしょう。
あたい、もう7年も待ってるんですけど。
続きが読みたいなあ。
「必ず再開します」、と著者はおっしゃってますが・・


いや、いつまでも待ってますよ、宮部せんせえ。
だから、ほんとお願いしますよ、宮部せんせえ。
いつになってもいいから、書いて欲しいなあ。


宮部みゆきの江戸レシピ

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