勇気だけが友達さ


みんなのうた」のCDをもらいました。昔のやつ。うへえ、懐かしい!教育テレビで育ってるから、みんなのうた超聞いてましたよ。でももらったCD割と知らないの多かったけど。


私が小さい頃好きだったのはイカロスの歌です。ギリシャ神話を元にした歌ですね。蝋の羽で跳んでくの、太陽に向かってイカロスが。勇気ひとつを友にして!でも最終的には太陽に近づきすぎ羽が溶けてしまい落ちて死にます。
繰り返し「勇気ひとつを友にして」と歌ってるから、「イカロスは勇気があったんだよ、それを見習って頑張ろうよ!」と言いたいのかもしれないけども、最終的にイカロス、失敗してるからね。無茶した挙句失敗してるからね、イカロスは。見習えないよ。

でもイカロスはすごいですけどね。だって重い蝋で出来た羽のみで自力飛行ができるんだもの。勇気よりも努力と根性だよ。


しかし、久しぶりに聞いてみると子供向けの歌のはずなのに、妙に物悲しい曲が多い。マイナーコードで始まる曲が覆い。
そして歌詞が暗い。子供にトラウマを植えつけようとでもしてるんじゃないだろうか。
お母さんが死んじゃってたり、お父さんがどっかいっちゃったり、犬が死んだり、一人ぼっちだったり、先生がお嫁に行ったり、友達が一人もいなかったり、友達と別れたり、誕生日なのに風邪引いたり、いじめられてたり。
切ねえなあ、みんなのうた