殺人の門

殺人の門 (角川文庫)

殺人の門 (角川文庫)

倉持という男のせいで人生を台無しにされてきた主人公。奴だけは生かしておいてはならないと憎み続けているのに殺すことができない。「殺人者になるために、私に欠けているものは一体何なのだろうか?」


欠けているのは猜疑心と警戒心だと思う。殺人者になる以前の問題ではないかと。

もうちょっと疑って掛かれよ・・半分以上自業自得だよ、と思いつつ読了。夢中になって読めたけど、多分再読はしないであろう一冊。

東野圭吾は「魔球」が好き。今猛烈に読みたいのだけど、文庫がどこにあるのかわからない・・。また買うのやだなあ。だってまた買ったら3冊目になるもの・・。同じ文庫を2回も失くすってどうなの?