マリー・アントワネット
「マリー・アントワネット」を見てきましたよ。
なんでこの映画にヴェルサイユ貸してもらえたのか、甚だ疑問です。ポップでキュートだとは思うけども、でもそれだけですよね。
マリー・アントワネットを普通の女の子として捉えた話。けど、内面にするどく迫るわけでもなく。かといって歴史を語るわけでもなく。これじゃあ別にこの話、マリー・アントワネットである必要がないじゃん。
音楽もわかりやすい演出ではあるけども、重厚さを奪いヴェルサイユを安っぽく見せただけのように感じます。何度か、音楽消してくれないかな!とか思ったからね。
マリー・アントワネットを題材にしないで、普通のガールズ・ストーリーにすればよかったんじゃないかなあ。そしたらきっと予算も半分以下ですんだよね。まあ、それだと監督が撮りたい物とは異なるんだろうけどさ。
世界不思議発見を見てた方が面白かった、と母ちゃんが申しておりました。うーん、そうかも。
映画館で見るような映画ではなかったかも・・。残念。